モニターが浮いた日、デスクが別物になった。モニターアーム3選

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モニターアーム3選 サンワダイレクト エルゴトロンLX COFO

モニターのスタンドって、邪魔じゃないですか。

台座がデスクの奥を幅広く占領していて、書類を置けない。ポジションも「スタンドが許す範囲」でしか動かせなくて、目線が微妙に低かったり、顔との距離がしっくりこなかったり。気づいたら顎を引いたまま何時間も作業している、なんていうのが日常になっていました。

モニターアームを導入したのは、デスクの模様替えのついでみたいな気分だったんですが、実際に設置してみてすぐに分かりました。「なんでもっと早くやらなかったんだろう」という感覚。モニターがデスクの上で浮いたその瞬間、台座の跡にぽっかりと空いたスペースが現れて、デスクが一回り広くなったように感じました。

目線を自分の目の高さに合わせられること、前後の距離をすぐに変えられること、首・肩への負担が減ること。モニターアームはデスクガジェットというより、作業環境の土台を変えるものだと思っています。この記事では、エントリーから定番・新興まで3本を紹介します。

目次

置き型スタンドに戻れなくなった:サンワダイレクト モニターアーム 100-LA053

モニターアームを初めて試すなら、まずこれで十分です。サンワダイレクトのクランプ式アームは、上下・左右・前後と必要な動きをひと通りカバーしていて、「とりあえずモニターを浮かせる」という目的には完全に応えてくれます。

導入前に心配していたのは「設置が面倒そう」という点でしたが、クランプでデスクに挟んで締めるだけなので、工具なしで30分もあれば完成します。モニターを取り付けたあとの角度調整も、手で軽く押すだけで動くのでストレスがありません。

ただ、使い込んでいくと分かってくることがあって、調整したポジションに「ピタッと止まる」感覚がやや弱い点が気になり始めます。何度か高さを直していると、少しずつ下がってくることがあって、そのたびに締め直す手間が発生します。それでも「初めてのアーム」として台座から解放される体験をするには十分で、使い始めてすぐに「スタンドには戻れないな」と思えるはずです。

フリーランスのデスクに10年居座る定番:エルゴトロン LX デスクマウントアーム

フリーランスやWebデザイナーのデスク紹介記事を見ていると、そこそこの確率でこのアームが写っています。エルゴトロン LX は、モニターアームのデファクトスタンダードといって差し支えない存在です。

理由のひとつは「コンスタントフォース技術」と呼ばれる独自の機構で、アームのバランスが非常に正確に取られているため、手を離したその位置にモニターが静止します。上に動かしたら上に、前に押したら前に、止めた場所で固定される。これが当たり前のように聞こえますが、安いアームだとスルスルと下がったり反発したりすることが多いので、使い比べると差が歴然です。

10年保証というのも長期で使うことを前提にした製品としての誠実さを感じます。デスクをこれ以上変えるつもりがないなら、道具のひとつとして長く使えるものを最初から選ぶのは正解だと思っています。27インチまでのモニターに対応しており、縦横回転も可能なので、コーディング時に縦表示に切り替える使い方にも応えてくれます。今も自分のデスクで使っているのはこのアームです。

エルゴトロンと迷って選んだもう一つの選択肢:COFO モニターアーム

エルゴトロン LX を候補にしつつ「もう少し安いものはないか」と探すと、たいていこのアームに行き着きます。COFO は国内向けにデスク家具を展開するブランドで、モニターアームも「エルゴトロンとの比較」文脈でよく取り上げられるようになってきました。

クランプとグロメット(机に穴を開けて固定するタイプ)の両方に対応しているのが地味に便利で、デスクの形状や素材によって取り付け方を選べます。アームの動きはエルゴトロンに近いトルク感で設計されており、ポジションを固定する強度は日常使いで不満が出るレベルではないという感触です。実際に使ったうえで「エルゴトロンとの差はほぼ感じない」という声が多く、価格差を重視するなら十分な選択肢になります。

ただひとつ注意したいのは、エルゴトロン LX の10年保証に対してCOFOは保証期間が短い点。消耗品的に扱えるなら問題ありませんが、「一度入れたら長く使う」つもりなら保証の差は考慮しておくほうが安心です。見た目はシンプルで、デスクの雰囲気を選ばない点はどちらも同じです。

3本の選び方:予算・目的・デスクの関係

モニターアームで迷ったときに考えると整理しやすいのは、「何年使い続けるか」と「デスクの固さ・素材」という2点です。

まず使用期間について。サンワダイレクトは「まず試したい・2〜3年で買い替えてもいい」という層に向いていて、エルゴトロン LX と COFO は「デスク環境を固める」段階の人向けです。次にデスクについて。クランプ式は天板の厚みが2〜6cm程度あれば設置できますが、ガラス天板や薄い天板の場合はグロメット対応のCOFOのほうが選択肢が広がります。エルゴトロン LX はクランプのみ対応なので、設置前にデスクの素材と厚みを確認しておくことをおすすめします。

まとめ:モニターが浮けば、デスクは生き返る

  • サンワダイレクト 100-LA053:初めてのアーム導入。設置が簡単で台座から解放される体験ができる
  • エルゴトロン LX:モニターアームの定番。ポジション固定の正確さと10年保証で長く使える
  • COFO モニターアーム:エルゴトロンと比較されて選ばれることも多い国内ブランド。クランプ・グロメット両対応でデスクを選ばない

自分がモニターアームを導入したあと、最初に変えたのは「作業中に水を置く場所」でした。台座がなくなったことで生まれた数センチが、こんなに快適さを変えるとは思っていなかった。今はエルゴトロン LX に落ち着いていて、もうスタンドに戻ろうとは思いません。デスクにはまだ使い切れていないスペースが眠っているかもしれないので、アームを入れていないなら、試してみる価値はあると思います。

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実務で使える「動きのあるWebデザイン」をテーマに、コピペで実装できるCSSアニメーションやコードスニペットを発信中。
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