猫のゴロゴロって、幸せの音だと思ってた
膝の上でゴロゴロしてる猫を撫でながら、「あ、気持ちよさそうだな」って思ったこと、ありますよね。
でも実は、猫のゴロゴロが「幸せ」を意味するとは限らないんです。
状況によっては、不安や体の不調のサインだったりする。
「じゃあうちの猫のゴロゴロ、どっちなんだろう」って気になった人に向けて、ゴロゴロの理由と、注意が必要なサインの見分け方をまとめました。
猫がゴロゴロ言う主な理由5つ

1. リラックス・満足しているとき
これが一番よく知られている理由ですね。
暖かい場所でくつろいでいるとき、好きな人に撫でてもらっているとき。
そういった「安心できる状況」でのゴロゴロは、猫が満足しているサインです。
目を細めてうっとりした表情をしていたら、まず間違いなくこれ。
2. 甘えたい・何かを要求しているとき
ゴロゴロしながらすり寄ってくる、鳴き声に似た音が混じっている。
そんなときは「ごはんちょうだい」「遊んでほしい」のサインかもしれません。
これは「要求型ゴロゴロ」と呼ばれていて、通常のゴロゴロより少し高い音域になることが多いです。
研究によると、この音には人間が無視しにくいと感じる周波数が含まれているんだとか。猫、なかなか計算高い。
3. 子猫が母猫に自分の場所を伝えるとき
ゴロゴロは生まれてすぐから始まります。
目も開いていない子猫が「ここにいるよ」と母猫に知らせるための音として使われています。
成猫になってもこの習慣が残って、飼い主に対して同じように使う猫も多いんですよね。
4. 不安やストレスを感じているとき
ここが「ゴロゴロ=幸せ」ではない、大切なポイントです。
動物病院の診察台の上でゴロゴロしている猫を見たことはありませんか。
あれは「リラックスしているから」じゃなくて、緊張や不安を和らげようとして自分でゴロゴロしているんです。
人間でいうと、緊張したときに深呼吸するような感覚に近いかもしれません。
5. 体を癒そうとしているとき
猫のゴロゴロ音の周波数(25〜50Hz)には、骨や筋肉の回復を促す効果があるという研究があります。
体調が悪いとき、怪我をしているとき、手術後などにゴロゴロしている猫がいるのはこのためです。
自分の体を内側から癒そうとする、猫の持つ本能的なメカニズムなんですよね。
注意が必要なゴロゴロの見分け方

普段と違うゴロゴロには、気をつけてほしいポイントがあります。
音がいつもと違う
ゴロゴロの音が普段より低い、または弱々しい。こうした変化は体調不良のサインのことがあります。
他の症状が一緒に出ている
食欲がない、元気がない、ぐったりしている。こういった症状と一緒にゴロゴロしているなら、何かしんどさを抱えている可能性があります。
いつも鳴かない状況で鳴いている
移動中のキャリーの中、初めての場所、見知らぬ人がいる場面。
こういった場合はストレスや不安によるゴロゴロが考えられます。
「なんかいつもと違うな」という飼い主の直感は、けっこう当たります。
気になったら早めに獣医師に相談してみてください。
まとめ
猫のゴロゴロには、大きく分けると「うれしい・安心」と「自分を落ち着かせている」の2種類があります。
表情や状況と合わせて見ると、どちらかが分かりやすくなります。
目を細めてのんびりしているならリラックス、体を硬くしていたり表情が固いならストレスや不調のサインかもしれない。
ゴロゴロの音だけじゃなく、猫全体の様子を見てあげてください。
それが一番の「猫語の読み方」だと思います。

