本記事では、小学6年生の学級経営のコツを紹介していきます。
初めて6年生を担任したときなど、参考にしてください。
小学6年生の学級経営のコツ
小学6年生の学級経営のコツは、常に「最上級生だと意識させること」です。他にもいくつかあるので紹介していきます。
- 常に最上級生だと意識させること
- 子供扱いしない
- 他学年と交流させる
- 先生が怒る前に気づかせる
- 子供たちだけで学校生活を送れるようにする
- 今の時期を感じさせる
- 思い出作りを意識させる
小学6年生の学級経営はこのようなことに気をつけていきましょう。
このあと詳しく紹介していきます。
できることから始めてみましょう!
常に最上級生だと意識させること
小学6年生の学級経営のコツは「常に最上級生だと意識させること」です。
6年生になった4月から、常に最上級生だという意識は持たせましょう。
休み時間の過ごし方、清掃の仕方、集会での並び方、全て下級生から見られていることを意識させることは大切です。
当たり前のことですが、伝えることは必要です。少し気が緩んできたと思ったら、ちゃんと指導しましょう。
これが一番のポイントですね!
子供扱いしない
小学6年生の学級経営のコツは「子供扱いしない」です。
世間的に見れば、まだまだ子供ですが、学校の中では最上級生です。
子供扱いせずに、きちんと対等に接するようにしましょう。
そうすると、子供たちも「対等に接してくれている」ことは伝わります。
それに応えるように、大人のようなしっかりとした最上級生として行動してくれるようになります。
大人と同じように接してあげましょう
他学年と交流させる
小学6年生の学級経営のコツは「他学年と交流させる」です。
昼休みに遊ぶときに、他の学年を巻き込んで遊んだり、授業などで他の学年と交流したりしましょう。
子供たちの中で、「自分たちは6年生だからしっかりしよう」という意識が自然と芽生えます。
先生が口で言うよりも、やっぱり実際に活動させてあげることが大切です。
思いもよらない微笑ましい姿も見られますよ
先生が怒る前に気づかせる
小学6年生の学級経営のコツは「先生が怒る前に気づかせる」です。
6年生にもなれば、どんなことで怒られてしまうかはもうわかっています。
そして、やらかしてしまったときは「しまった!!」と言う感じで、すぐに気づいて先生の方を見たりします。
そのように自分で気づいているときは、わざわざ怒らないで注意程度に留めておきましょう。
危険なときはすぐに対応する必要がありますが、そうでないときは少し待って様子を見てみましょう。
子供が自分で気づけていればそれだけで十分です。
怒らなくても済むのが6年生です
子供たちだけで学校生活を送れるようにする
小学6年生の学級経営のコツは「子供たちだけで学校生活を送れるようにする」です。
極端な話、先生がいなくても子供だけで過ごせるようにしておきましょう。6年生になれば、自分たちで判断することはできます。それを信じて任せてみましょう。
もちろん、いきなり先生がいなくなってはあたふたしてしまうので、「先生がいないときどうすればいいか」事前に確認しておきましょう。
そうすれば、急に職員室に呼び出されたときや、用事があったとき、安心して教室を留守にすることもできます。
悲しいけど、先生を頼らずに生活できるように育てましょう
今の時期を感じさせる
小学6年生の学級経営のコツは「今の時期を感じさせる」です。
6年生は大切な時期です。小学校の最上級生であるとともに、中学校へ行く準備も必要になります。
そのような大切な時期であることを常々考えさせましょう。
今の時期、6年生は何をすべきなのか、子供たち自身に考えさせ、6年生のあるべき姿で学校生活を送ることが大切になります。
特に後半は中学校に向けての準備と、小学校への感謝の気持ちを伝える時期でもあります。大切な時期をのほほんと過ごさないよう意識させましょう。
常に「今」を意識させるのもいいですね
思い出作りを意識させる
小学6年生の学級経営のコツは「思い出作りを意識させる」です。
やはり、小学校最後の1年間はとても大切な1年です。大人になってからも、やっぱりよく覚えているものです。
子供たちには、思い出作りを意識させて、日々の学校生活を送るようにしましょう。
最初のうちはあまり実感がわかないかもしれませんが、後半になるにつれて子供たちも「この学校で過ごせるのは後少しなんだ」という気持ちが芽生えてきます。
そうなるとクラスはあたたかい一体感に包まれます。
休み時間も、授業中も、思い出を意識させていきましょう。
この1年が貴重な思い出になるはずです
まとめ
本記事では、小学6年生の学級経営のコツを紹介してきました。
6年生は小学校の最上級生です。そのことをまずは意識させていきましょう。6年生になったら、もう子供扱いせずに対等に接してあげましょう。