鶏むね肉をしっとり柔らかく仕上げる5つのコツ【パサパサにならない下処理】

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まな板の上の鶏むね肉を前に作業するミニチュア人形
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鶏むね肉、パサパサになるのはなぜ?

安くて高タンパクで、節約料理の定番といえば鶏むね肉。
でも「加熱したらパサパサになった」「もも肉と比べてどうしても固くなる」という悩みもよく聞きます。

これ、鶏むね肉の特性を理解すれば対策できます。

むね肉がパサパサになる主な理由は脂が少ないことタンパク質の構造にあります。
もも肉は脂肪分が多いのでしっとり仕上がりやすいのですが、むね肉は脂が少ない分、熱を加えすぎると水分が抜けてパサパサになってしまう。

つまり、「水分を逃がさない」ことを意識するだけで、むね肉はぐっとおいしくなります。

しっとり仕上げる5つのコツ

鶏むね肉をしっとり仕上げる5つのコツ全体フロー図解

コツ1:繊維を断つように「そぎ切り」にする

むね肉は繊維が長く走っているので、繊維に沿って切ると噛んだときに筋っぽく感じます。

繊維に対して斜めにそぐように切る(そぎ切り)と、繊維が短くなって柔らかい食感になります。
厚さは1〜1.5cm程度が目安。薄すぎると水分が飛びやすくなるので注意。

まずこのカット方法を変えるだけでも食感が変わりますよ。

コツ2:塩麹か砂糖を揉み込んで「保水」する

下処理でひと手間かけると、加熱後のパサパサが防げます。

塩麹(大さじ1〜2)を揉み込んで15分〜1時間置くのが一番おすすめ。
塩麹に含まれる酵素がタンパク質を分解して柔らかくしてくれる上に、うまみも増します。

塩麹がなければ砂糖(小さじ1)を揉み込むのも有効。
砂糖の保水効果で水分が抜けにくくなります。
どちらもコスパが高くて手軽なのでぜひ試してみてください。

コツ3:加熱前に「常温に戻す」

冷蔵庫から出したばかりの冷たいむね肉をそのまま焼くと、表面だけ先に焼けて中はまだ生、という状態になりやすい。
そこで中まで火を通そうとして加熱しすぎてしまうのが、パサパサの原因になります。

調理の15〜20分前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくと、均一に火が通りやすくなります。
急いでいるときはポリ袋に入れたまま少しぬるめのお湯(35〜40℃)に5分ほど浸けても代わりになります。

コツ4:「余熱」で中まで火を通す

余熱でしっとり仕上げるゆで鶏の手順図解

むね肉は高温で長く加熱しない、が鉄則です。
フライパンで焼くなら、両面を中火で焼いたら蓋をして弱火にし、余熱で中まで火を通す方法が失敗しにくい。

ゆで鶏を作るときも同じ考え方で、沸騰したお湯にむね肉を入れたら火を止めて蓋をしてそのまま20〜30分放置するだけでしっとり仕上がります。
茹でている間ずっと火をつけ続けると水分が抜けすぎてパサパサになりやすいです。

コツ5:加熱後すぐに切らず「5分休ませる」

これが一番見落とされがちなコツです。

加熱直後の肉は内部の水分が動いている状態で、すぐに切ると肉汁がドバっと流れ出てしまいます。
フライパンや鍋から取り出したあと、アルミホイルでふんわり包んで5分ほど休ませると、水分が落ち着いて切っても流れにくくなります。

この5分で、食べたときのジューシーさがかなり変わります。

まとめ:どれかひとつでも試してみて

全部やらなくてもOKです。

  • カット方法を変える(そぎ切りで繊維を断つ)
  • 塩麹か砂糖を揉み込む(保水効果でパサパサ防止)
  • 常温に戻してから加熱(均一に火が通る)
  • 余熱で仕上げる(高温で加熱しすぎない)
  • 5分休ませてから切る(肉汁を逃がさない)

むね肉のパサパサは「熱を入れすぎること」と「水分を逃がすこと」が原因なので、この2つを意識するだけで仕上がりがぐっと変わります。
コスパ最強の食材なので、ぜひ使いこなしてみてください。

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