楽しく学ぶ子どもたちを育てる! 一緒に試してみたい学級経営アイデア集

子どもたちの笑顔と成長が重要! 新しい学級経営アイデアで、楽しさと学びを融合させましょう。小学校の先生必見のアイデアをご紹介します。クラスを活気ある場に変えてみませんか?

小学校の学級経営アイデア集

小学校の学級経営アイデア集

ここでは、実際に小学校の学級経営のアイデアを紹介します。

ここからは、それぞれのアイデアについて詳しく解説していきます。

先生が決めずに話し合いで決める

先生が決めずに話し合いで決める

小学校の学級経営のアイデアの1つ目は「先生が決めずに話し合いで決める」ということです。

学校生活の中で、たくさんのことを決めていかなければいけません。その決まりを先生が決めてしまえば簡単ですが、子供たちと話し合って決めるようにしましょう。

話し合いなので、少し時間はかかるかもしれませんが、「みんなで話し合って決める」ということが学級経営においては大切なことです。

例えば、このようなことを話し合いで決めてみましょう。

  • クラスで飼う生き物
  • 運動会のダンスの曲
  • 給食のおかわりの仕方
  • 校外学習で行きたいところ
  • 習字で書きたい文字

このようなことを話し合いで決めるのもいいかもしれません。

話し合いで生き物を飼う

話し合いで生き物を飼う

教室で生き物を飼うことはよくあります。新しい学年になった4月にどんな生き物を飼いたいか話し合って決めることも、素敵な学級経営の一つです。

話し合う前に、飼う生き物の条件を伝えておきましょう。

  • 飼いやすい生き物であること
  • 危険性がない生き物
  • アレルギーを考慮して毛がある生き物は無し
  • 価格的に購入しやすいもの

その場で話し合いをしてもいいですが、いったん宿題にしてどんな生き物の種類があるのかを調べさせるのもいいですね。

先生

先生の独断で物事を決めないようにしましょう

わからないことをすぐ先生に聞かない

わからないことをすぐ先生に聞かない

小学校の学級経営のアイデアの2つ目は「わからないことをすぐ先生に聞かない」ということです。

小学生はわからないことがあるとすぐに先生に聞いてしまいがちです。

それをなるべく少なくさせましょう。先生に聞く前に、「自分でよく考える」「友達に聞いてみる」といった行動が大切です。

特に、自分の力でどうにもならなかったら「友達に頼る」という考えが、小学校の学級経営では重要になってきます。

ただ、「先生に聞くな」というのは少し乱暴な先生です。以下のように伝えてみましょう。

伝え方

伝え方

これからもしわからないことがあったら、すぐに先生に聞かないようにしましょう。先生に聞く前に2つのことをして欲しいです。

①まずは、自分で考える。

自分だけでよく考えて、思い出して、何かで調べて解決できないか、がんばってみましょう。自分の力で解決できることは自分で解決してみましょうね。

②友達に聞いてみる。

自分でどうにもできなかったら、友達の力を借りましょう。友達に聞いてみて、もし知っていれば教えてもらえるし、知らないことでも一緒に考えれば何かわかるかもしれません。協力して解決してみましょう。

もし、この2つをやってみてもどうしてもわからないときは、先生に聞いてください。そのときはちゃんと先生が力になりますよ。

先生

すぐに聞かないで、考える癖をつけてあげましょうね

クラスオリジナルゲームを作る

クラスオリジナルゲームを作る

小学校の学級経営のアイデアの3つ目は「クラスオリジナルゲームを作る」ということです。

昼休みにクラスで遊ぶ日とかに、鬼ごっこやドッジボールもいいですが「クラスオリジナルゲーム」で遊んでみると楽しいこと間違いなしですね。

クラスオリジナルゲームを作るには、やはり話し合いの時間を多く取る必要があります。そしてその話し合いにはできるだけ先生は関わらないようにしましょう。

子供たちを信じる

子供たちを信じる

遊びのことになれば、子供たちはよく考えてルールを作ります。そこは子供たちを信じて任せましょう。

でも、クラスオリジナルゲームを考える前に、次の注意事項を伝えておくことをおすすめします。

  • みんなが楽しめるゲームであること
  • 10分から15分程度で終わること
  • 準備が簡単だということ

オリジナルゲームを考えていく過程もとても大切だし、完成した後のクラスの団結感も重要です。一石二鳥の学級経営アイデアなのでおすすめです。

子供

ぼくたちで作ったゲームは特別感があるね!

グループ学習をたくさん取り入れる

グループ学習をたくさん取り入れる

小学校の学級経営のアイデアの4つ目は「グループ学習をたくさん取り入れる」ということです。

授業の中でなるべくグループ学習を取り入れるようにしましょう。できることなら毎時間取り入れたいですね。

小学校の先生でも、グループ学習の大切さはわかっていても、少し手間と時間がかかってしまうので、毎回取り入れられない場合もあるのではないでしょうか。

グループ学習をたくさん取り入れると

グループ学習をたくさん取り入れると

できるだけ毎時間取り入れ、グループ学習が当たり前、みんなで学習していくことが当たり前の学級経営をしていきましょう。

みんなで学習することが当たり前のクラスになると、わからないことを友達に聞きやすくなって、一人でずっと「わからないまま」にならずにすみます。学習面においても有効なので、ぜひグループ学習は取り入れましょう。

先生

授業の中でグループ学習を取り入れるとメリハリもできていい!

学校生活でもグループ活動を取り入れる

学校生活でもグループ活動を取り入れる

小学校の学級経営のアイデアの5つ目は「学校生活でもグループ活動を取り入れる」ということです。

授業中だけでなく、学校生活の中でもグループ活動を取り入れてみましょう。すると、何事にも協力して取り組む姿勢を育てることができます。

グループ活動の場面

グループ活動の場面

例えば、次のような場面でグループ活動を取り入れてみましょう。

  • 教室移動を列じゃなくて、グループごとに移動させる
  • 子供におつかいを頼むときは個人じゃなくてグループに

そして普段の学校生活でグループ活動を取り入れることで一人ぼっちになってしまう子を減らすことができます。

でも、多用するのはあまりよくありません。子供たちで自由に行動させる時間も必要です。ちょうどいい加減で活用してみましょう。

先生

グループ活動の集大成は修学旅行ですね!

まとめ

ここまで、楽しく学ぶ子どもたちを育てる! 一緒に試してみたい学級経営アイデア集を紹介してきました。

気をつけてほしいのは、これらのアイデアをそのまま自分のクラスに取り入れずに、ちゃんと自分のクラスに合うかどうか考えて、アレンジして取り入れてみましょう。

新しい学級経営アイデアで、クラスを活気ある場に変えてみませんか?