お盆や夏休みの旅行は、料金が1年でもっとも高い時期です。同じホテルの同じ部屋でも、オフシーズンの1.5〜2倍になることがざらにあります。新幹線の指定席も取れない、高速道路は渋滞、なのに値段は高い。
でも旅行自体はしたい。そのジレンマを解決するのが「タイミングと予約の工夫」です。たとえば東京〜京都間、ホテル2泊のお盆旅行をカップル2人で計画すると、何も考えずに予約すれば10〜15万円かかることも。でもここで紹介する方法を組み合わせると、同じ旅程で6〜8万円台に抑えることは十分可能です。家族旅行・カップル旅行を節約しながら楽しむ7つのコツをまとめました。

方法1:お盆・連休のピークをずらす
夏の旅行費が最も高いのは8月10日〜16日前後のお盆期間と、7月下旬の学校の夏休み開始直後。この時期を外すだけで、宿泊費が30〜50%安くなることもあります。
- 8月後半(20日〜末)に行く:子連れ旅行者が減り、価格が下がり始める
- 7月前半(梅雨明け直後)に行く:混雑前で価格もやや落ち着いている
- 平日を1〜2日混ぜる:金〜日より火〜木の方が宿泊費が安い
社会人の場合、有給を1〜2日使って平日を組み込むと大幅に節約できます。家族旅行なら学校の夏休み期間中でも8月後半をねらうのがコツです。
方法2:早期予約割を活用する
宿もJR(新幹線)も、早く予約するほど割引率が高い仕組みになっています。
- 新幹線EX早特21:21日前までの予約で最大35%引き(EX予約会員向け・対象列車・区間・時間帯限定)
- ホテル早割:1〜3か月前の予約で「早割プラン」が適用されるホテルが多い
- 旅行パッケージ:JTBや日本旅行などのパッケージツアーも、早期予約で数千円〜1万円以上の割引がある
「どうせ夏に行く」と決まっているなら、5〜6月のうちに予約を入れるのが得策です。直前予約は残り物の高い部屋しかなくなることがほとんどです。
方法3:新幹線はネット予約・割引きっぷを使う
新幹線の正規料金は高いですが、予約方法次第で大きく差が出ます。
- スマートEX・EX予約:東海道・山陽新幹線の会員制サービス。早特やe特急券で正規より数百〜数千円安くなる
- 新幹線パック(旅行商品):宿+新幹線のセットで購入すると、単独購入より安くなるケースが多い。JR東海ツアーズやびゅうトラベルなど
- 子ども料金:6〜11歳は半額。家族旅行では大きな節約になる
「新幹線+ホテル」をバラで買うのは基本的に損。旅行サイトのパッケージ比較を先にやるのがおすすめです。
方法4:宿は比較サイトで最安値を探す
同じホテルでも、じゃらん・楽天トラベル・一休・公式サイトでそれぞれ値段が違います。特に期間中のポイントキャンペーンによっては、楽天トラベルで予約すると実質20〜30%還元になることも。
- 朝食なしプランを選んで近くの安い店で食べる
- ビジネスホテルチェーン(東横INN・ドーミーイン・アパホテルなど)はコスパが高く、夏でも比較的安定している
- 温泉旅館は繁忙期の料金が高いため、日帰り温泉と組み合わせるのも手
方法5:高速道路は渋滞ルートを避けて深夜移動
車で旅行する場合、お盆の渋滞は100km超えも珍しくありません。ガソリン代と時間の両方が無駄になります。
- 深夜0〜4時の移動:ETCの深夜割引(30%引き)が使える時間帯で、渋滞もない
- 渋滞予測サイト(ドラぷら)を活用して、ピーク時間を避ける
- サービスエリアの食事は高いので、途中の道の駅やコンビニを活用する
深夜出発は眠いですが、渋滞ゼロ+割引のダブル効果があります。家族旅行なら大人2人で交代運転、カップルなら仮眠してから出発するのがおすすめです。
方法6:現地グルメは地元スーパー・市場を活用する
観光地の飲食店は軒並み高い傾向があります。特に有名観光スポット周辺のランチは1,500〜2,500円が相場のことも。
- 朝の市場・朝市:新鮮な海産物や地元食材が安く、観光客も楽しめる
- 地元スーパーの惣菜コーナー:その土地ならではのものが安く手に入る
- 昼は観光地で食べて、夕飯はスーパーかコンビニで節約、という使い分けも有効
- Googleマップで「地元の人おすすめ」の口コミを見て、地元民が行く店を探す
方法7:クレカ付帯保険で旅行保険代を節約
旅行保険は別途加入しなくても、クレジットカードの旅行保険が使えることがあります。旅費をそのカードで決済しておくだけで自動付帯されるケースも。
保険代を節約するためにも、持っているクレジットカードの旅行保険特典を事前に確認しておきましょう。年会費無料のカードでも、海外・国内旅行傷害保険が付いているものがあります。
※本記事の割引情報・サービス名は2026年時点の情報です。内容は変更になる場合があるため、予約前に各公式サイトでご確認ください。
まとめ:夏旅行を安くする7つのポイント

- お盆ピークをずらす(8月後半・平日活用)
- 5〜6月中に早期予約する
- 新幹線は早特・旅行パッケージで買う
- 宿は比較サイトで最安値を探す(朝食なしも検討)
- 車移動は深夜出発でETC深夜割引を活用
- 現地グルメは地元スーパー・市場・朝市を活用
- クレカ付帯保険で旅行保険代を節約
「安くするために我慢する」のではなく、「賢く使って同じ体験をお得に得る」という考え方で旅行を計画してみてください。

