いくらがんばって学級経営をしていても、どうしてもクラスが落ち着かなくなってしまうときもあります。
そんなときは、本記事で紹介する内容に目を通して、クラスの実態に合わせて試してみてください。
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法
ここでは、小学校のクラスが落ち着かなくなったときに試してほしい具体的な改善方法を一覧でまとめます。
あとからそれぞれついて詳しく紹介していきます。
- 教室のゴミを片付ける
- 机椅子の整理整頓を子供たちに意識させる
- 子供をさりげなく褒める
- ダメなものはダメときちんと指導する
- 時間を守るようにする
- 子供の気持ちに共感する
- 子供の時間を奪わないようにする
- 授業でたくさん子供たちと関わるようにする
- 子供たちと一緒に遊ぶ
- 先生の子供に対する考え方を振り返る
どうでしょうか。まだ試してない学級経営改善方法はありましたか?
ここからそれぞれについて詳しく説明していきます。
教室のゴミを片付ける
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「教室のゴミを片付ける」方法があります。
教室の汚れと学級の落ち着きのなさは比例していくと考えれられています。
教室にゴミが目立つようであれば、すぐに片付けましょう。
子供たちと一緒にゴミを片付けるのはもちろん大切ですが、放課後子供たちが下校してからも、先生自身の手で教室のゴミを綺麗に片付けましょう。
朝、教室に入ったとき、床にゴミが落ちたままだと気分が沈んでしまいますもんね。
机椅子の整理整頓を子供たちに意識させる
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「机椅子の整理整頓を子供たちに意識させる」方法があります。
教室の汚れと同様に、机椅子が乱雑になっている状態が続くと、学級の落ち着きの状態に影響が出てきてしまいます。
授業で活動していたり、休み時間を過ごしていたりする中で、机椅子がズレてしまうのは仕方のないことです。
いけないのがそのまま放置すること。
授業の始まりと終わりに机椅子を整頓する習慣を身につけ、子供たちに意識させましょう。
以下のポイントに気をつけておけば、すぐに習慣化できるはずです。
- 床に印をつける
- 始業終業のあいさつのときに机椅子整頓させる
試してみてください。
机がバラバラにズレている教室は、やっぱり落ち着きません。
子供をさりげなく褒める
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「子供をさりげなく褒める」方法があります。
クラスが落ち着かなくなると、どうしても注意したり怒ったりする機会が増えてしまうと思います。
そんなときこそ、子供たちを褒めてあげましょう。
でも、大袈裟に褒めたり、全体の前でわざとらしく褒めるのは、場合によっては逆効果になってしまうことがあります。
個人的にさりげなく褒めていきましょう。
子供たち一人ひとりと信頼関係を築いていくように、さりげなく褒めていきましょうね。
大袈裟に褒められると、なんかウソっぽい感じがするんだよね。
ダメなものはダメときちんと指導する
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「ダメなものはダメときちんと指導する」方法があります。
クラスがに落ち着きがなくなるときは、ルールが曖昧になってきているときです。
授業中に勝手におしゃべりをしたり、出歩いたり、それをきちんと注意して指導しないと「あ、別にいいんだ」と子供たちは思ってしまいます。
そうやってだんだんと収集がつかなくなってしまいます。
子供自身を怒るのではなく、やってしまったことを怒りましょう。
怒った後のフォローも大切に!
時間を守るようにする
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「時間を守るようにする」方法があります。
クラスに落ち着きがなくなると、時間を守れなくなりがちです。
休み時間が終わっても、なかなか授業が始まらないこともあるのではないでしょうか。
休み時間が終わる少し前から声をかけて、時間を守ることを意識させましょう。
先生も一緒です。授業終わりの時間もきちんと守りましょう。
授業が長引くのってやっぱろ嫌だな〜
子供の気持ちに共感する
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「子供の気持ちに共感する」方法があります。
クラスが落ち着かなくなった時期、ちゃんと子供の言葉や気持ちを受け止めてあげていますか?
落ち着かない状況ばかりに目が行って、目の前の子供たちをおろそかにしているかもしれません。
ちゃんと向き合って、子供の気持ちに共感してあげましょう。
そのためには、やっぱり話を聞くのが一番です!
落ち着かないときこそ、初心にかえることが大切です!
子供の時間を奪わないようにする
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「子供の時間を奪わないようにする」方法があります。
授業時間の延長や、話し合いや、お手伝いで、子供たちの休み時間の時間を奪ってはいませんか?
子供たちにとっては休み時間はとても大切な時間です。そんな大切な時間を、先生の都合で奪われてしまっては、子供たちもたまったもんじゃありません。
全て授業の時間に済ませましょう。
昼休みの約束は前の日からしてるんだから!
授業でたくさん子供たちと関わるようにする
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「授業でたくさん子供たちと関わるようにする」方法があります。
授業は、学校生活の大半を占める時間です。
その授業を、ただ先生が教え込むだけの時間になっていませんか?
たくさんある授業時間でこそ、子供たちとたくさん関わりましょう。
机間指導で、細かく声をかけていったり、グループ活動の中に入っていったり、積極的に子供たちと関わりましょう。
授業中も大切なコミュニケーションの場です。
目標は2時間で全員の子供と関わること!
子供たちと一緒に遊ぶ
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「子供たちと一緒に遊ぶ」方法があります。
クラスが落ち着かなくなってきたときこそ、子供と先生が一緒になって遊ぶことが大切です。
先生が子供に近づいて、一緒に関わっていくことで、楽しさや信頼感が生まれていきます。
目に見えて大きな変化はないかもしれませんが、子供たちの中では確実に変化が起こっているはずです。
忙しくても一緒に遊ぶ時間を作りましょう。
先生と一緒に遊ぶのはやっぱり楽しい!
先生の子供に対する考え方を振り返る
小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法として「先生の子供に対する考え方を振り返る」方法があります。
先生自身の子供たちに対する考え方を振り返ってみましょう。
- 子供たちのことを大事に思っているか
- 1日の中でまんべんなく子供たちと関わっているか
- それぞれの子供たちの好きなものがわかるか
- 子供の友人関係を把握しているか
先生自身の中で、もう一度クラスの子供たちのことを考えてみましょう。
子供たちからちょっと心が離れちゃったりしてませんか?
愛おしいという気持ちはなんだかんだ伝わるものです。
まとめ
本記事では、小学校のクラスが落ち着かなくなったときの学級経営改善方法を紹介してきました。
いくら気をつけていても、クラスが落ち着かなくなってしまうときはあります。
でも、それに気づけたことはとても重要です。この時期ならまだ間に合います。
もし、見逃したり何も対策をしないでいると学級崩壊につながりかねないので気をつけましょう。