桃鉄が授業で使える?教育版の桃鉄を解説!無料で使える?対象学年は?

桃鉄が授業で使える?教育版の桃鉄を解説!無料で使える?対象学年は?

学校の先生世代であれば、子どものころに遊んだ先生も多いのではないでしょうか。

友だちと楽しみながら日本各地を巡った「桃太郎電鉄」が、なんと授業でも使えるようです。

通常のゲームとは異なり、教育版としてリリースされている桃鉄をここでは解説していきますので、参考にしてください。

「桃鉄 教育版」とは?

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

通常のゲーム版の桃鉄で遊んでいるだけでも、なんとなく駅名や観光地、名産や駅名などを覚えてしまいます。

そこにスポットをあて、さらに授業で活用しやすいように開発されたものが、「桃太郎電鉄 教育版」です。

特徴1:学びたい地方を選択できる

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

実際にゲームの桃鉄で遊んだことがある人ならわかると思いますが、1ゲームするのにかなりの時間がかかってしまうんですよね。

学校の授業や休み時間など限られた時間で、終わらせることは無理そうです。

しかし、教育版の桃鉄は、学びたい地方を選んで遊べるので、時間もそこまでかからず遊ぶことができます。

また、苦手な地方を中心に遊ぶことで、苦手意識を感じることなく、その地方の地理をすんなり覚えてしまうことができてしまいますね。

特徴2:実際の地理情報を表示

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

桃鉄では、日本全国の駅をスゴロクのように移動させて遊ぶゲームです。

もちろんそれぞれの駅は実在する駅で、その周辺にある観光地などの地理情報も表示されます。

教科書や参考書で勉強しなくても、桃鉄を遊びながら駅名や地名などの地理情報を覚えることができてしまいます。

特徴3:ボンビー(貧乏神)は登場しない

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

桃鉄の名物キャラクターでもあるボンビー(貧乏神)は登場しません。

泥棒キャラのスリの銀次も登場しないようになっています。

学校で扱う教材ということを意識して、あまり借金を作りすぎないようにだとか、攻撃カードで相手を指定できないだとか、教育的にも配慮されています。

各学級には、さまざまな子どもたちがいますので、きちんと配慮されているのも安心できるポイントですね。

「桃鉄 教育版」の詳細

ここでは、教育版の桃鉄の料金や対象学年などを紹介していきます。

料金無料
(学校教育機関であれば)
対象学年全学年
推奨環境GIGAスクール構想の端末以上

料金

桃鉄 教育版は、学校教育機関であれば無料で導入できます

公式サイトにアクセスして、申し込みを行えば無料で利用できます。

学校教育機関お申し込みページ

申し込みをしてから、ログインIDなどが発行されるまで5〜7営業日ほどかかってしまうので、早めに申し込みだけはしておきましょう。

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

対象学年

特に明記されていませんが、全学年対応可能なようです。

漢字にはふりがなも表示されるので、小学1年生でも楽しくゲームできます。

もちろん、中学生でも十分楽しめる内容です。

推奨環境

各学校に配布されているタブレットであれば問題なく利用できるようです。

文部科学省のGIGAスクール構想の実現標準スペックに記載のある端末以上を推奨しております。

引用:桃太郎電鉄 教育版

アプリをインストールするのではなく、Webブラウザのみでプレイできるので、PCでも問題なく利用できそうです。

映像資料

実際に、公式サイトなどで紹介されている動画を、先生マガジンでも紹介しておきますので、参考にしてください。

授業映像

動画引用:桃太郎電鉄 教育版

福岡教育大学附属福岡小学校の研究授業の映像です。

紹介動画

動画引用:桃太郎電鉄 教育版

トークライブの中で、教育版の機能紹介をしています。

活用の仕方

ここでは実際に、桃鉄 教育版の活用方法を紹介していきます。

社会の授業で

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

社会の授業で活用する方法が、まずは真っ先に思いつくのではないでしょうか。

地理の勉強の一環として利用してみましょう。

ただ、ゲームを楽しむだけでは、授業とはなかなか言いにくい部分もありますので、各駅で表示される地理情報をノートにまとめるなどしてアウトプットする時間もきちんと確保しましょう。

休み時間に

休み時間に、自由に使わせてあげてもいいでしょう。

雨の日や夏場の高温注意報が出ているときなどは、桃鉄 教育版で遊びながらも、少しずつ地理情報を覚えることができてしまいます。

外で遊べないストレスも、ゲームをすることでうまく発散できそうですね。

授業参観で

桃鉄 教育版

画像引用:桃太郎電鉄 教育版

子どもたちも先生も、桃鉄 教育版に慣れてきたら、授業参観で活用することもいいかもしれません。

保護者の中にも、かつて桃鉄を楽しんだ人もいるはずです。

後ろで見ているだけではなく、子どもたちの様子を自由に見て回ってもらって、一緒にプレイしてもらうのもいいかもしれませんね。

また、「ICTをきちんと活用して授業をしています」というアピールも同時にできてしまいます。

ただし、遊ぶだけではあまり授業として見せられないので、少し工夫をしておきましょう。

まとめ

ここまで、桃鉄 教育版について紹介してきました。

子どもにとって、覚えることって意外と自然にできてしまいますよね。

特にゲームの知識は、あっという間に覚えてしまいます。

そこに注目したものが、桃鉄です。

地理情報は、大人になってもいつまでも活用できる大切な知識です。

ゲームをしながらすんなり覚えてしまえれば、素敵ですよね。