これから先生になろうとしている学生さんや、教員になったばかりの先生にはちょっとした悩みがあるんじゃないでしょうか。
「先生ってスーツなの?」
「ジャージで1日過ごしてもいいの?」
ほんのささいなことですが、現場を知らないとわからないものですよね。
ここでは、教員はスーツで過ごすべきなのか、ジャージでもいいのか紹介していきますので参考にしてください。
教員はスーツ?ジャージ?どっちを着るべき?
結論から先にお話すると、どちらも着ます!
TPOを使い分けて、スーツを着たり、ジャージを着たりします。
もちろん、そんなことは常識なので問題にならないですが、正直なところどちらでもかまいません。
教育実習生や新規採用教員はどうすべき?
一番悩む先生たちは、教育実習生や新規採用教員の場合だと思うので、それぞれ紹介しておきます。
教育実習生の場合
それぞれの学校や、担当の先生の考え方によりますが、一般的には以下のように考えておきましょう。
- 基本的にはスーツで過ごす
- 体育の授業があったら着替えてそれ以降はジャージのまま
- 午前中に体育がなかったら昼休みにジャージに着替えてそれ以降ジャージのまま
- 退勤前にスーツに着替える
上記のようにしておけば問題はないでしょう。
そのうち担当の先生から「朝来たらジャージに着替えちゃっていいよ」といってくれる場合もあるので、そしたら1日ジャージで過ごしてもいいですね。
新規採用教員の場合
新規採用教員の場合も学校によると思いますが、以下のようにしておきましょう。
- 最初の3日間はスーツで通勤・退勤
- 4日目からはジャージ・普段着通勤・退勤
学校の雰囲気もあると思いますので、最初の3日間のうちに見極めておきましょう。
難しそうだったら、一番年が近い先生に相談してアドバイスをもらいましょう。
服装は比較的自由
学校の先生の服装は比較的自由です。
スーツで1日中過ごす先生もいれば、学校に来る時からジャージの先生もいます。
女性の場合も、スカートを履いている人もいれば、ジャージの人もいます。
過ごしやすい服装というのが一番ですね。
ただし、状況によっては服装が決まっている場合があるのでそれぞれ紹介していきます。
スーツ着用の場合
まず、スーツを着るべきタイミングを紹介します。
- 始業式などの学校行事
- 研究授業
- 授業参観
- 家庭訪問
- 保護者面談・三者面談
- 出張・研修
といった行事があるときはスーツ着用するといいでしょう。
また、立場によってもスーツ着用すべき場合もあります。
- 教育実習生の通勤・退勤
- 新規採用教員の最初の3日間ぐらいの通勤・退勤
- 校長・教頭などの管理職
上記の場合は着なければならないというわけではありませんが、着ておいた方が印象はいいでしょう。
ジャージの場合
ジャージを着るべきタイミングは以下の通りです。
- 体育の授業
- 昼休みに外で子どもと一緒に遊ぶとき
- 大掃除
- 体育関係の研修・出張
体を動かすときや、汚れやすいときはジャージを着るといいでしょう。
普段着の場合
普段着を着るべきタイミングもあります。
- 校外学習
- 宿泊学習
- 修学旅行
校外に出る場合は、普段着を着る場合が多いです。
ジャージは不可ですが、スーツでも問題はないでしょう。
おすすめしない服装
基本的に教員の服装は自由ですので、スーツを着てもジャージを着てもいいのですがおすすめしない服装があるので紹介しておきます。
高価な服装
学校の先生という仕事は、汚れやすい仕事でもあります。
黒板にチョークで書くので白く汚れやすいですし、外で遊べばもちろん汚れます。
小学校の先生の場合は、子どもたちがよってきてくれますので、自然と汚れもついてしまうでしょう。
あまり高価な服装をしていると、汚れたり破れたりしたときのショックが大きいのでおすすめしません。
派手な服
あまりに派手な服は、子どもたちの手本となる手前やめておきましょう。
仕事中ですので、社会人を意識して派手な服装は控えましょう。
もちろん、露出が多い服装も着るべきではありません。
パーカー
意外と着ている先生も多いですが、あまりおすすめできません。
特に小学校の先生の場合は気をつけましょう。
子どもがふざけてフードを掴んでしまって、首がしまってしまう場合も考えられます。
また、パーカーの紐が子どもの顔にぶつかってしまう場合もあります。
できれば、パーカーなどの服装は避けておきましょう。
まとめ
ここまで、教員はスーツを着るべきか、ジャージを着るべきか紹介してきました。
正直なところどちらでも問題はありません。
私は小学校教員でしたが、スーツが好きでしたので基本スーツでした。
体育の授業や昼休みにはジャージに着替えますが、運動用のスーツを買おうか考えていたほどです笑
自分の好みに合わせて、動きやすい服装で仕事をしましょう。