若手教員やベテランの先生でも、「先生を辞める」という決断はかんたんにはできないと思います。
ここでは、先生を辞めても後悔しないように、あらかじめ考えておいてほしい5つの重要ポイントを紹介していきます。
教員を辞める前に:①本当に辞めてしまうのかを考える
さんざん考えてきたと思いますが、もう一度考えてください。
「本当に先生を辞めていいんですか?」
先生を辞めたいと思う理由は本当に人それぞれです。
- 辛いから
- 自分には合わない
- 新しいことにチャレンジしたい
いろんな理由があると思います。
それでも本当に辞めてしまいますか?
教員を辞める前に:②過去の自分に相談する
教員になるために、たくさんの努力をしてきたはずです。
それも全て、昔のあなたが「先生になりたい!」という情熱をもっていたからです。
そんな昔のあなたに、自分の心の中で相談してみてください。
「先生になってはみたけれど、思った以上にしんどいんだ」
「先生になって、今度はこんなことに挑戦してみたいんだ」
昔のあなたは、なんて答えてくれますか?
「そこまで頑張ったんなら仕方ないよ」
と言ってくれますか?
「甘ったれるな」
と怒っていますか?
それらは全てあなたの心の声です。
本当に辞めるべきかじっくり考えてください。
教員を辞める前に:③教員を辞めて悲しむ人はいないか考える
教員であるあなたのことを大切に思ってくれる人はたくさんいるでしょう。
そんな人たちは、あなたが教員を辞めてしまったとき悲しんでしまいませんか?
もちろん仕事を続けるのも辞めるのも決めるのは自分自身です。
でも、大切な人たちの思いを無駄にすることはできませんよね。
あなたが先生を辞めてしまって悲しんでしまう人のことを考えましょう。
教員を辞める前に:④教員という仕事のよさを考える
あなたが先生になっているということは、教員という仕事にやりがいや楽しさを感じたからなはずです。
でも、今はそれをあまり考えられなくなっているのではないでしょうか。
教員の仕事はそこまで大きく変わりません。
変わってしまったのは、あなたの心です。
その心を少し変えることができれば、また先生という仕事のやりがいや楽しさを感じられるでしょう。
もう一度考えてみませんか?
教員を辞める前に:⑤絶対に後悔しないか考える
教員を辞めてしまって、将来何があったとしても後悔しないか考えてください。
もし、少しでも後悔しそうだと思った場合は、辞めるべきではありません。
先生を辞めなくても、どうにか今を乗り越えられる方法が見つかるかもしれません。
辞めるだけが全てではありません。
後悔しないようにたくさん考えてください。
嫌になるまでたくさん考えてください。
それが大切です。
まとめ
ここまで、教員を辞めても後悔しないように考えてほしいことを紹介してきました。
もちろん、身体的なダメージが大きい場合はすぐに辞めるべきです。
でも、そうではないのであれば、よく考えましょう。
絶対に後悔しないようにしてください。