ここでは、先生を辞めたいと思ってしまっているけど「先生辞めないで」ってそっと励まして欲しい先生に向けたお話です。
先生辞めないで
きっとあなたはたくさん悩んできましたよね。
「辞めた方がいいのかな」
「もう続けるのは無理なのかな」
そうやって辞めようかなってどれくらい考えたでしょうか。
でも同じくらい、
「辞めるのはもったいないな」
「せっかく先生になったんだし」
って、思いとどまることもたくさんあったでしょう。
先生を辞めるのはもったいないです
やっぱり先生を辞めるのはもったいないですよね。
教育学部に入って4年間勉強してきました。
教員採用試験の勉強もたくさんしてきました。
そうしてやっと先生になれたんです。
ここで辞めてしまうのはもったいないですよ。
あなたを想っている人はたくさんいます
あなたのことを育ててくれた先輩の先生や同僚の先生たちは、あなたにいい先生になってほしくていろいろなことを教えてくれたはずです。
授業のやり方や子どもとの関わり方、いろんなことを教えてくれたはずです。
そんな先生たちのためにも、もう少しがんばってみませんか?
子どもたちもあなたのことを想っている
あなたのことを大好きな子どもも絶対にいます。
その子にとってあなたはたったひとりの担任の先生です。
その子の顔を思い出してみてください。
もう少しがんばれそうですかね。
辞めなくてもどうにかなるかも
教員を辞めたいって思ってしまうからには、何かしらの理由があるはずです。
でも、それは先生を辞めないと解決できないものですか?
辞めなくても、絶対にどうにかなるはずです。
仕事が忙しいなら
まずは仕事の取り組み方を考え直してみましょう。
100%の完成度じゃなくてもいいんじゃないですか。
どうしても仕事量が多いなら、他の先生に相談して手伝ってもらいましょう。
それでもどうにもならないなら、管理職の先生に相談しましょう。
きっとどうにかしてくれるはずです。
人間関係が難しいなら
クラスの子どもたちや、保護者との関係がうまくいかないのであれば、ベテランの先生に相談してみましょう。
アドバイスをくれたり、間に入ってくれるかもしれません。
どうにもならないなら管理職の先生に相談しましょう。
場合によっては、あなたはT2としてサポートに入って、他の先生にT1になってもらう方法だってあります。
先生に向いていないと思ったら
誰もが
「自分は先生に向いている!天職だ!」
と思って仕事をしているわけではありません。
それなりに、妥協して仕事をしている先生も多いでしょう。
あなたのできる範囲でいいんです。
無理してできないことまでやることはないですよ。
困っても誰かがなんとかしてくれる
本当にどうにもならなくなっても誰かがなんとかしてくれます。
仕事が終わらなかったら、他の先生が手伝ってくれます。
授業がうまくいかなかったら、ベテランの先生が教えてくれます。
保護者対応で難しいことになっても、管理職の先生が相談に乗ってくれます。
あなたはひとりで先生をしているのではありません。
学校の先生みんなで先生をしています。
そう考えれば、少し肩の荷が降りてきませんか?
先生を辞めると後悔してしまうかも
辞めたいなって思って辞めてしまうと、もしかしたら後悔してしまうかもしれません。
もちろん、教員免許があればまた先生に戻ることはできますが、それなりに手間がかかるし、辞める前と状況は変わってきてしまいます。
「先生を辞める!」
ときっぱり決断できないのであれば辞めないほうが吉です。
どうしてもっていうなら休みましょう
「ちょっとしんどいな」
「ちょっと疲れちゃったな」
そういうときは、辞めるのではなく、ちょっと休みましょう。
先生には会社でいう有給と同じような年休という制度があります。
先生だって自由に休んでいいんですよ。
特別な用事がなくても休んでいいんです。
だからもし、先生を辞めたくなってしまって、無性にやる気が出ないときは、思い切って学校を休んで、ダラダラしてしまいましょう。
先生だって普通の人間なんです。
ダラダラしたっていいんです。
うつになりそうなときだけは別
ここまでいろいろ言ってきましたが、あなたがうつになりそうなときだけは別です!
まずは休んで、自分の体や心を第一に考えましょう。
あなたの健康が最優先です。
無理をしてまで、仕事を続けるべきではありません。
そんなときは思い切ってすぐに辞めてしまいましょう。
まとめ
さて、先生を辞めたいと思ってしまっているけど「先生辞めないで」ってそっと励まして欲しい先生に向けてお話をしてきました。
少し考えが変わったでしょうか。
もし、どうにもならなかったら、ちょっと学校を休んでみませんか?
それでちょっと落ち着いて考えましょう。